うつ病になったらどうする?退職代行で損しないための方法を伝授する

うつ病になったらどうする?退職代行で損しないための方法を伝授する

ここ数年で、うつ病と診断される人が増えている。たった6年間で、うつ病患者は2倍以上に激増しているといったニュースがあったほどだ。様々な要因で仕事を辞めるようなことになって、メンタルの不調やトラブルに悩む人は多くなっている。

この記事ではうつ病にかかって仕事がつらくなったときに、どうすればいいか、退職代行サービスを利用して仕事を辞めることができるのか、辞めるときにトラブルにならないために手続きの進め方などを紹介していく。
仕事がつらくて、メンタル的に不調になってきている人は、この記事を参考にして退職代行サービスを利用して辞めることを含めてトラブルになる前に早めに対応することをおすすめしたい。

うつと診断されたら・・・無理せず退職することも必要

うつと診断されたら・・・無理せず退職することも必要

気持ちが沈んだ状態が続いたり、夜寝られなかったり、何もやる気がおきないといった症状が何週間もあるようであれば、うつ病を疑ったほうがいい。
ネット上には、うつ病のチェックシートがいろいろあるので、気になることがあれば、一度チェックしてみるといいだろう。

もし、うつ病の症状に当てはまる項目がいくつもあるようであれば、大きなトラブルになる前に、できるだけ早めに病院で診てもらうことだ。
そこでうつ病の診断を受けたら、治るまでは治療を優先したほうがいいだろう。
職場によっては、休みがとりにくかったり、うつ病に配慮してもらうことが難しいところもあるだろう。

そういった職場で、あれこれ交渉することもストレスとなり、トラブルに発展すると、うつ病の人には大きな負担となる。そこで無理に続けることは、症状悪化につながりかねない。
できればトラブルになる前に、休職や場合によっては辞めることも考えたほうがいいかもしれない。

 

うつになったら退職代行サービスを使うのがおすすめ

うつになったら退職代行サービスを使うのがおすすめ

うつ病の診断を受けたならば、とにかく症状が軽いうちに仕事をセーブすることが必要だ。当分の間は休職し、トラブルを避けるために完全に治ってから職場復帰するというのが望ましい。
しかし、ブラック企業といわれるような職場であれば、うつ病が治るまで休職することを認めてもらえないかもしれない。
そういった場合は、トラブルを起こす前に辞める方向で考えるのがいいだろう。

とはいっても、ブラックな会社の場合、そう簡単に辞めることを認めてもらえない可能性もあり、自力で辞めるのは難しいかもしれない。
自力での退職が難しいのであれば、退職代行サービスの利用を考えてみてはどうだろうか。退職したいということを会社に伝え、交渉や手続き等をするのも大きなストレスになるということを考えれば、トラブルにならないよう退職代行サービスに頼んで、お任せでやってもらうのがいいだろう。

退職代行サービスは、退職のプロフェッショナルであるので、いろいろな相談にも乗ってもらえる。退職代行サービスを利用することに抵抗を感じる人も多いが、自分のメンタルの状況を見て、気軽に退職代行サービスに連絡してみるといいだろう。

 

うつになった時の退職の流れ

うつになった時の退職の流れ

では、実際にうつ病になって退職するとなった場合には、どういった流れになるのか、ひととおり見ていくことにしよう。
自分でうつ病が疑われる症状が出たら、早めに病院に行って診断してもらおう。そこでうつ病である、という診断になれば、後々のためにも診断書をもらっておくといいだろう。
その後、会社に辞める意思を伝えることになるが、もし自分で伝えるのが難しければ退職代行サービスを利用するというのも一つの選択肢だ。

仕事を辞める意思を伝える際には、うつ病の診断書があれば、トラブルにならないようにそのコピーを提出すると客観的な退職理由となるが、診断書がなくても退職手続きには特段の問題はない。
就業規則では、退職の場合は辞める1か月前に通知するように記載があることが多いが、法律上では、必ずしも1ヶ月以上の期間が必要というわけではない。民法では従業員が退職したい場合、会社に対して辞める2週間前に意思を伝えれば、それでよいとなっている。

次に、退職にあたってはいくつかの手続きが必要になる。
まずは、保険関係で、健康保険を切り替えなければならない。次に勤める会社が決まっておらず、しばらく自宅静養するような場合には、国民健康保険に加入するか、社会保険を任意継続するか、あるいは、家族の健康保険の扶養者になるという3つのうちどれかを選ぶことになる。
また、会社の厚生年金に入っていた場合には、国民年金への切り換えも併せて行う必要があるので忘れずに手続きをしておこう。

雇用保険を使って失業手当の申請をするためには、それまで勤めていた会社から離職票を出してもらわなければならない。もし退職代行サービスを使って辞める場合には、離職票の手続きをしてもらうように忘れずに依頼しておく必要がある。こうした手続きを怠ってトラブルにならないように気をつける必要がある。
当面、就業することができないようであれば、傷病手当を受給できる可能性がある。傷病手当の支給条件は下記の4項目である。

・業務外の病気やケガで療養中であること
・療養のための労務不能であること
・4日以上仕事を休んでいること
・給与の支払いがないこと

傷病手当は、辞める前の給与の3分の2程度の金額を、最大1年6か月間にわたって受給できるので、うつ病で仕事をしばらく休む場合には忘れずに手続きをしておきたい。
失業手当と傷病手当は同時に受け取ることができないので、仕事ができない状態のときは傷病手当、仕事ができる状態になって仕事を探すタイミングで失業手当の受給を考えるといいだろう。
もし、こうした手続きで相談する人が身近にいなければ、退職代行サービスに相談してみることも考えてみてはどうだろうか。退職代行サービスは専門家としての知見が多くあり、手続きにも詳しいので、親身になって相談に乗ってくれるだろう。

ここまで説明してきた一連の流れは退職代行サービスを利用して辞める場合も同様の手続きが必要になってくる。
そのため、診断書コピーの入手、退職代行サービスへ退職後に必要な書類の発行を要望しておくことなど、重要な事柄を忘れないようにしなければいけない。
もし不安なことがあれば、退職代行サービスに相談しながら進めていけば損はしないだろう。

 

まとめ

某省の調査では、うつ病などのメンタルヘルス不調を理由に退職した労働者がいた事業所の割合は6.7%と発表された。うつ病を理由に仕事を辞める人は少なくないことがわかるだろう。
仕事や私生活でトラブルやストレスが積み重なってしまい、うつ病になって仕事が続けられなくなることは、誰にでもありうることだ。その時にどうするといいのかということは、知っておいたほうがいいだろう。
退職代行サービスの活用も含めて、トラブルになることなく、早くうつ病を治して次のステップに進んでいける道を考えておくことをおすすめする。

 

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