退職代行センターは詐欺?ランキングと評判から徹底検証!

退職代行センターは詐欺?ランキングと評判から徹底検証!

ブラック企業の横行を後追いするように、台頭し始めた退職代行サービス。
「退職を申し出ても拒絶される」「経営者から脅される」などのトラブルに巻き込まれてしまう、もしくは「退職を言い出せる空気じゃない」「関係性を壊せない」といった理由で退職代行サービスを頼る人もいる。
また、退職代行サービス業者は年々増え続けており、どの退職代行サービスを選んで良いのか判断が難しい。

今回は、退職代行サービス業者のなかから退職代行センターについてフォーカスする。
詐欺ではないのか?安全な退職代行サービスなのか?といった心配する声もあるのでネットに出ているランキングサイトなどから口コミや評判についても検証していく。

 

退職代行センターのおすすめポイント

退職代行センターのおすすめポイント①司法書士が対応する退職代行サービス!

退職代行センターのおすすめポイント①司法書士が対応する退職代行サービス!

退職代行センターは、あさなぎコンサルティングが運営する退職代行サービスだ。
法務大臣から認定を受けた認定司法書士が監修しており、退職代行サービスをお願いした際は、司法書士が対応する。

ここで、退職代行サービスの種類を押さえておこう。
今や退職代行サービスは巷に溢れていると言っても過言ではないが、その実態は3つに分類できる。合同労働組合によるもの、弁護士によるもの、そして民間企業が提供する退職代行サービスだ。
合同労働組合は団体交渉権を持っているものの、仮に裁判に発展した場合は本人の代理人になることはできない。
民間企業が提供する退職代行サービスであれば、退職にまつわる連絡の代行のみ対応する形になる。
退職者の代理人となり交渉することが認められているのは、弁護士だけである。

退職代行センターは、認定司法書士が運営してはいるものの民間企業が提供する退職代行サービスに分類される。故に、退職したい旨を代理として伝えてはくれるが、交渉や書類作成は行うことができないのだ。
とは言え、労務に詳しい司法書士がいるという安心感は強い。司法書士という看板がトラブルを事前に防いでくれる可能性もあるため評判が高い。
民間業者が対応する退職代行サービスに比べれば、信頼して依頼することができるだろう。

 

退職代行センターのおすすめポイント②料金は30,000円ぽっきり

続いて、退職代行センターに依頼する際の金額をチェックしておこう。
退職代行センターは、30,000円で退職代行サービスを行っている。
正社員であってもアルバイト・パートであっても、30,000円という金額は同一だ。一部の退職代行サービスは待遇や勤続年数に応じて異なる料金設定をするところもあるが、退職代行センターは一律の料金となっている。
加えて、後からオプションと称して追加料金の請求がくることも一切なく「最初に聞いていた金額と違う」とトラブルになる可能性は低い。
他の退職代行サービスと比べてもリーズナブルな価格設定であるうえ、30,000円ぽっきりという分かりやすさが口コミランキングや評判サイトでも好印象を得ている。

 

退職代行センターのおすすめポイント③退職を考えたその日に対応してもらえる

退職代行サービスは業者ごとに様々で、対応可能時間が決まっている退職代行サービスもいれば、平日しか対応しないという退職代行サービスもいる。
ところが、「激務のため連絡しにくい」「休みが取れない」という立場の人からすると、日中や平日しか対応してくれない退職代行サービスには相談することが難しい。
その点、退職代行センターは早朝深夜土日も対応可能、相談したその日から退職代行サービスがスタートする。

退職代行センター公式サイトのフォームかラインから連絡をする仕組みで、入金は銀行振り込みのため、時間を問わない。
例え銀行が閉まった15時以降であっても、振り込みの控えを送付すれば退職代行サービスに着手してもらえるのだ。
加えて、退職代行センターは、全国どこに住んでいても対応可能だ。退職届や貸与品のやりとりも、全て郵送で行うことができる。
地方に住んでいて周囲に退職代行サービス業者が見当たらないというケースであっても、問題なく退職代行サービスを依頼することができるので安心だ。

 

退職代行センターのおすすめポイント④退職者の憂慮に寄り添うサービス

退職代行センターのおすすめポイント④退職者の憂慮に寄り添うサービス

退職代行センターの特筆すべき特徴は、進捗状況を報告してくれるところだ。
退職代行サービス業者によっては、料金を支払った後、連絡がなかなか来なくなるといったトラブルになることもあるようだ。

だが、退職代行サービスを依頼した側にしてみれば、

「会社はどんな反応を見せたのか」
「トラブルに発展していないだろうか」
「自分は無事に辞められるのか」

と気を揉むのは当然だ。
自分で連絡をしていないのだから、退職代行サービス業者から報告がなければ、状況を知る術がない。
メールやライン、電話で進捗状況を逐一報告してくれるという退職代行センターの提案は、退職者の憂慮に寄り添った心遣いだと言える。

 

退職代行センターの評判や口コミ

退職代行サービスをランキングしているサイトで、退職代行センターの評判をチェックしてみよう。
とある退職代行サービスランキングにおいて、退職代行センターはランキング上位ではないものの高評価や良い評判を得ている。

"様々なランキングサイトをみて、多くの退職代行サービスと比較したが、退職代行センターは料金が良心的なので、これから職を失くして収入の目処がついていない自分には嬉しかった。"

"司法書士の支援が手厚く、安心できる。有給もきちんと消化でき、トラブルなく無事に退職できたので、退職代行センターにお願いして良かった。"

司法書士がついているので勤務先とトラブルになるリスクが低い点と、値段の安さが評価されている。
弁護士がいる退職代行サービスに比べると対応できる業務の幅が狭い点が上位に進出できなかった要因だろう。

別の退職代行サービスランキングでは、以下のような口コミや評判も見受けられた。

"料金の支払いが前払いの銀行振り込みのみ、しかも一括払いだった。金額はそんなに高くないものの、不安感がある。他の退職代行サービスのように分割払いや後払いにも対応してもらえればもっと良かった。"

"銀行振り込みなので、振り込み手数料もかかるし、ATMへ出向かなくてはならなかった。思うように休みが取れず帰宅も遅い仕事だったので、前もって振り込みに行く時間が取れなかった"

"料金を支払ってから「あれはできない」「これはできない」という話になった。事前に相談しているのだから早く言ってほしかった。トラブルにはならなかったが、詐欺なのかと疑ってしまった。"

対応方法に関して不満足である口コミも見受けられた。退職代行センターの評判を下げる結果となりランキングにも影響しているようだ。
また、全てではないが、後払いやクレジットカードによる分割払いができる退職代行サービス業者がいることを考えると、不便であることは否めない。
今後改善されれば、時間やお金の融通がききにくい退職者の助けとなるだろう。

 

退職代行センターのメリット・デメリット

退職代行センターのメリット・デメリット

退職代行センターのメリット①

退職代行センターの退職代行サービスを利用するメリットは、万が一退職できなくても料金は全額返金されるという点だ。
退職代行サービスによっては、まず着手金を支払い、退職できた暁に更に成功報酬を支払うというシステムの退職代行サービスもある。着手金だけを振り込ませ、それきり退職代行サービスと連絡がつかなくなってしまうといったトラブルになったケースもあるようだ。
そんな中で、退職代行センターの謳う全額返金保証システムは大変良心的だと言えるだろう。

 

退職代行センターのメリット②

退職代行センターのメリットのひとつは、その正直さにある。
退職代行センターの公式サイトには、弁護士以外による会社との交渉は非弁行為となるため交渉や書類作成はしない旨が明記されている。
本来は行うべきではない範囲の業務まで引き受け、トラブルになってしまう退職代行サービス業者と比べると、代わりに行うことのできない業務をしっかりと明言しているという点は誠実で明快だと言える。

繰り返すが、退職者に代わって会社と交渉できるのは労働組合と弁護士しかいない。

もし、会社とトラブルを抱えていて退職金や残業代の交渉が必要な場合は、退職代行センター以外の退職代行サービスを探す方が良いだろう。

 

退職代行センターのデメリット①

退職代行サービスを選択するにあたって、退職代行センターのデメリットについても知っておきたい。
先ほどメリットのひとつとして紹介した退職代行センターの正直さと誠実さとも共通するが、できない業務が明確に存在している。

例えば、繰り返しお伝えしているように、弁護士のいる退職代行サービス業者とは違い、会社との交渉や書類作成はできない。
また、公式サイトの「よくある質問」において、「会社から訴えられないか」という質問に対し、100%訴えられないとは言えないと回答している。
万が一、トラブルで会社から訴えられた場合、弁護士がいない退職代行センターには頼れないのだ。

 

退職代行センターのデメリット②

公式サイトで即日対応可能と謳っているものの「可能な限り」という前置きがされている点にも気をつけたい。
事務所の電話番号を公開している退職代行サービス業者は多いが、こちらは非公開だ。
メールやラインで連絡をすることはできるが、何らかのトラブルで緊急の連絡が必要な場合、すぐ連絡がつくとは断言できない。
いつでも連絡できる安心感を優先したい場合は、本当に24時間対応の退職代行サービスを選ぶべきだ。

 

まとめ

退職代行センターのメリット・デメリット

退職代行センターのメリットは、司法書士が運営している点、そして他の退職代行サービスと比べて金額設定が明快でリーズナブルな点である。
また、状況を逐一報告してくれるのも嬉しい。
注意すべきは、会社とトラブルになっている場合の交渉や書類作成の代行、裁判になった場合の対応はできないという点だ。また、いつでも連絡がつくわけではない点も理解しておくべきだろう。

認定司法書士が運営しており、代行可能な範囲で退職代行サービスを提供していること、目立ったトラブルも発生していないことから退職代行センターは詐欺ではないといえるだろう。
利用者は退職代行センターの業務範囲をしっかりと理解して、状況に応じて弁護士のいる退職代行サービスを選ぶことが大切になる。

 

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