退職代行サービスは、なかなか退職を認めてくれない会社からの退職やハラスメントが横行している会社からの退職など、多種多様な職場環境に対応し、退職希望者の要望に応えている。
退職希望者の要望は様々で、弁護士の対応が必要な案件から労働組合や一般企業の退職代行サービスでも対応できる要望がある。
自分自身の要望によって退職代行サービスを選択することが可能となっているが、選択を間違ったことでトラブルになってしまうケースがある。
ここでは弁護士が代行を行う「退職代行クラウド エンマン」について紹介していく。
退職代行クラウドエンマンのおすすめポイントや実際に利用した方の口コミ等を紹介しながら、退職代行クラウドエンマンに依頼してトラブルになることは無いのかを検証していく。
他の退職代行サービスと比較検討するためにも参考にしてもらいたい。
退職代行クラウドエンマンの特徴・おすすめポイント
①弁護士が代行するから安心して任せられる
退職代行サービスは主に、弁護士、労働組合、一般企業のそれぞれが運営する退職代行サービスに分類される。
退職代行クラウドエンマンは弁護士が運営する退職代行サービスであり、有給休暇の消化申請、退職金や未払い賃金などの請求について会社側と交渉することが可能となっている。
労働組合が運営する退職代行サービスも交渉をすることが可能だが、一般企業が運営する退職代行サービスは交渉することを法律上認められていない。
交渉した場合、退職代行サービスは非弁行為として罰せられることになり、その退職代行サービスを利用した退職希望者もトラブルに巻き込まれる可能性がある。
トラブルに巻き込まれないためにも弁護士や労働組合の退職代行サービスを利用することをおすすめする。
②相談した日から退職を伝えることが可能
退職代行クラウドエンマンは、相談したその日から即日対応して会社側へ連絡することができる。
できるだけ早く会社を退職したい方にはおすすめだ。
他の退職代行サービスでも同様に即日対応、即日退職をうたっている退職代行サービスがある。
実際に利用した方の口コミなどで評価されているので、比較検討の材料として情報収集すると良いだろう。
③24時間全国対応
退職代行クラウドエンマンはLINEによる相談受付を24時間行っている。全国どこからの相談にも対応が可能であるため、退職希望者の都合に合わせて相談できる。
退職に関して夜中に困ったこと、疑問に感じたことがあればすぐに相談することができる。
24時間対応している退職代行サービスは増えているものの、24時間受け付けているだけで、すぐには返事が来ない退職代行サービスも存在している。
口コミ等から情報を確認して、トラブルの無い退職代行サービス選びをしなければならない。
④退職が決まった後のアフターフォローが充実
退職代行サービスを利用して退職した後、必要な書類があった場合はどのようにすればよいのだろうと心配になる方も多いだろう。
退職代行クラウドエンマンの場合は、退職が決まった後のアフターフォローが充実している。
退職に伴って必要になる書類の発行についても会社側との間に入り対応してくれる。追加費用も一切かからないので安心できる。
ただ料金プラン以外の要望については別途料金が発生する可能性があるため注意が必要だ。
⑤退職できなかった時は100％返金保証
退職代行クラウドエンマンには、万が一、何かの理由により退職できなかった場合は100％返金保証がある。
退職代行サービスは代行を実施してもらう前に申し込み（料金の支払い）が必要となる。
各退職代行サービスによって支払い方法は色々と用意されているが、基本的には前述した通り、前払いとなる。
退職できなかった場合、料金はどうなってしまうのかと不安になる方もいるだろうが返金保証があれば安心して依頼することができる。
退職代行クラウドエンマンの評判や口コミ
退職代行サービスを選ぶうえで、実際に利用した方の評判や口コミは重要な情報になる。
ここでは退職代行クラウドエンマンを利用した人の口コミや評判をいくつか紹介する。
弁護士の退職代行サービスなのでお堅いイメージでしたが、LINEの返事も早く、わからないことも丁寧に教えてくれるので好印象でした。
会社とトラブルになることもなく、希望した退職日で退職することができたので感謝しています。
退職した後のアフターフォローも充実しているので安心です。
会社と何か交渉しなければいけない場合は弁護士の退職代行サービスが良いけど、ただ辞めたいだけならば弁護士に依頼しなくてもよかったのではないかと。
退職代行クラウドエンマンを利用して、トラブルになったという口コミや評判を目にすることは無かった。
全体的に口コミ等が少ないこともあるが、利用者のほとんどはサービス内容に満足している様子だった。
退職代行クラウドエンマン、サービス利用のメリット
弁護士が代行を実施するので交渉することが可能。
弁護士であるため退職を代行する際に法的な観点から会社側と交渉することが可能だ。
主に有給休暇の消化、未払い賃金や未払い残業代の請求、退職金の請求などになる。
弁護士という資格をもって交渉にあたるため会社側とトラブルになることもなく、退職の話を進めてくれる。
退職代行クラウドエンマン、サービス利用のデメリット
①有給消化を希望の場合は別価格での申し込みが必要。
弁護士の退職代行サービスであるため、交渉ができる点がメリットではあるが、有給消化などを希望する場合は通常の退職とは別価格の支払いが必要になる。
会社側との交渉事を必要としない通常の退職の場合は33,000円（税込）となるが、有給消化や未払い賃金などの交渉が必要な場合は55,000円（税込）が必要となる。
一方、労働組合が運営する退職代行サービスは団体交渉権を有しており、会社側と交渉することができる。
しかし、退職代行の料金は一律となっているところがほとんどであり、料金だけで比較すると労働組合の方が魅力的である。
状況によって使い分けが必要となるため十分に比較検討しなければならない。
②一部の企業に対して退職代行を実施することができない。
ホームページを確認すると、運営母体となる弁護士の顧客先が退職代行サービスを実施する相手側の会社である場合は退職代行を実施することができないと記載されている。
自分自身の会社が退職代行を実施できない会社なのかは問い合わせるしか方法が無いため、不便さを感じることもあるだろう。
まとめ
退職代行クラウドエンマンの特徴やおすすめポイント、実際に利用した方の口コミや評判、利用する際のメリット・デメリットを紹介してきた。
多くの情報がある中、退職代行クラウドエンマンを利用してトラブルになったという情報は見当たらなかった。弁護士が運営していることもあり、トラブルの無い安定したサービスを受けることができるだろう。
総じて口コミや評判でも評価の高い情報が多いように感じられた。
ただ、料金について割高であるとの口コミも見られたため、労働組合が運営する退職代行サービスと比較する等、申し込みをする前に比較検討する必要がある。
自分自身の職場環境や退職する際の要望と照らし合わせて、最良の退職代行サービスを選んで欲しい。
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