引継ぎや退職挨拶はメールでOK!退職代行サービスのテクニックを公開

引継ぎや退職挨拶はメールでOK!退職代行サービスのテクニックを公開

仕事がきつくて、すぐにでも退職したい、上司が嫌で今すぐ会社を辞めたい、こんな会社に入って失敗だったと後悔していても引継ぎや退職の挨拶のことを考えると、なかなか退職に向けて気が進まないということがあるだろう。
辞めることが決まってから、引継ぎのために出社すると、あれこれ言われそうだし、また引き留めされることも考えられる。
退職の挨拶も、顔を合わせてしなければならないとなると、嫌みを言われて嫌な思いするかもしれない。特にメンタルが弱っている状態で退職するケースなどでは、引継ぎや退職の挨拶をできればやりたくないという人も多いだろう。
しかし、引継ぎをしないと、後任の人が失敗して迷惑をかけることになるし、退職の挨拶をしないというのも、悪い印象を残してしまって後悔するのではないかと気になる。

この記事では退職代行サービスを使って退職しても、引継ぎや退職の挨拶はメールで行っても問題ないということを具体的に紹介していく。
引継ぎや退職の挨拶のことが気になって、退職代行サービスの利用をためらっていた人もこの記事を読んで参考にしてほしい。引継ぎや退職の挨拶はメールを使っても大丈夫だと知って、後悔なく退職代行サービスを使って退職する方向に進めてもらえれば幸いだ。

 

会社に行かなくても大丈夫?引継ぎや退職挨拶がメールでも大丈夫な理由

会社に行かなくても大丈夫?引継ぎや退職挨拶がメールでも大丈夫な理由

会社を退職することになると、まず考えなければならないのが、引継ぎをどうするかだ。
この会社に入って失敗だったと後悔していたり、上司が合わなかったりして退職する場合、退職が決まった後は、できれば会社に行きたくないというのが本音だろう。
引継ぎや退職の挨拶のために会社に行くと考えるだけで、嫌な気持ちになるかもしれない。特に退職代行サービスを利用した場合は、退職が決まった後に会社へ行くことは難しいはずだ。

しかし、引継ぎを全くしないと、後任の人は何がどうなっているのか全く分からず非常に困ってしまう。また引継ぎをしなかったことで、会社の業務に大きな損害を与えることになり、損害賠償を請求されるとなれば大きな失敗として後悔することだろう。
そこで、引継ぎや退職の挨拶を失敗なくメールで済ませることができたら精神的に楽になる。

実際に引継ぎや退職の挨拶は、メールでも大丈夫なのだろうか。
結論から言うと、引継ぎや退職の挨拶は義務ではないので引継ぎをせずに退職することは可能だ。
そのため引継ぎ等をしないことが法律に違反するということはない。従業員にはいつでも退職できる権利があり、退職の意思表示をして2週間で退職できるというのが法律の規定だ。

ただし、

引継ぎをしないと業務に支障が出ることが明らかであり、もし損害の発生が見込まれる状態でありながら、まったく対応しなかったとなると問題になる。仕事の内容や進捗状況によっては損害賠償を請求される可能性もゼロではない。損害賠償請求以外には、懲戒免職や減給扱いとなることはありうるのだ。もしそうなったときは大きく後悔することになる。

そこでもし引継ぎをメールでも行っていれば、仮に引継ぎが失敗してうまくできなかったとしても引継ぎをしなかったわけではないので、損害賠償といったことにはならない。

引継ぎと退職の挨拶をメールで行う人も増えており、顔を合わせて挨拶しないことで、とやかく言うような風潮も少なくなってきている。
実際のところ、みな忙しいので、わざわざ時間を取って挨拶に来るよりもメールで知らせくれれば、それでOKという人が大勢になっているので失敗ということはない。
そう考えると、引継ぎも退職の挨拶も、メールで全く問題ないといえるだろう。

 

会社に行かず引継ぎをする際の注意点

会社に行かず引継ぎをする際の注意点

退職代行サービスを利用して退職することは決まったが、引継ぎのために出社しなければならないとしたら、気持ちが沈んでしまう。なんとか、出社せずに失敗なく引継ぎをしておきたいところだ。
出社をしないでそのまま退職をすることが退職代行サービスのメリットであるため、引継ぎも出社せずに行うことが可能だ。
ここではメールで行う引継ぎの注意点について説明する。

引継ぎに必要な内容として主なものは下記になる。

・仕事の内容と方法
・関連する資料の保管場所
・(顧客担当の場合は)顧客の情報と商談の進捗状況など

作成するポイントとしては、誰が見ても引継ぎ内容を理解できるものになっていることが失敗しないためには重要である。
細かく書きすぎて膨大な量になってしまうのは逆効果なので注意しよう。また五月雨式にまとまりなく引継ぎ情報を出していくことも、内容を理解しづらくしてしまう。
仕事の流れと要点をわかりやすく記載することが後悔しないための引継ぎ作成方法だ。

引き継ぎ書は、ネット上を探せばテンプレートが簡単に見つかるので、そうしたテンプレートを参考にして引継ぎ内容をまとめておくのも良いだろう。
もちろん、退職代行サービスに相談することも可能だ。

また、後任者から何度も引継ぎの件で連絡が来るのは負担になってしまう。
不明点があれば、期限を切ってメールで回答するといった形で対応していけば、大きな負担なく引継ぎを済ませることができる。

 

社内向け、社外向け、退職挨拶メールの注意点

社内向け、社外向け、退職挨拶メールの注意点

失敗なく引継ぎの段取りがついて、いざ退職するということになると、あとは退職の挨拶ということになる。
挨拶は対面でするものでメールでの挨拶などとんでもない、という意見も多かったが今ではメールを使った退職の挨拶を受け取ることも増えていて、それほど違和感がないという人も多いだろう。

社外の人であれば、アポイントを取って客先へ訪問し退職の挨拶をすることになるので、深い付き合いで大切な顧客であれば会って挨拶をしたほうがいいのはもちろんだが、それほどでもなければ相手も忙しいこともあるので、メールで挨拶をしても後悔するというようなことは無いだろう。

社内の人にも一人ずつ会って話をしながらの挨拶となると、大変な時間がかかることから関係の近い人や世話になった人以外は、メールでの挨拶でも失礼ということはない。
失敗して後悔しないために、具体的に社内向け、社外向け、それぞれの退職挨拶メールの注意点を以下に記載するのでチェックしてみよう。

<社内向けメール>

・最後の挨拶として、勤務最終日に送付する。
・仕事が忙しい時間帯を避けて、終業1時間前ぐらいに送付する。
・タイトルはわかりやすく「退職のご挨拶(名前)」とする。
・退職理由は描かずに、「一身上の都合」にとどめる。
・退職後の連絡先は入れてもOK

<社外向けメール>

・なるべく早めに送付。2~3週間前が望ましい。
・退社日をはっきりと知らせる。
・後任者を伝える。
・退職後の連絡先は入れない。

退職が決まったら早めに退職の挨拶メールの準備をしておけば、退職日が近くなって慌ててしまい失敗することはない。
また、退職後に何かの縁で会社の人と会う可能性もある。最後の挨拶をちゃんとしていなかったため顔を合わせずらくて失敗したということもある。挨拶メールを送付しておくことは後々に後悔しないために重要かもしれない。

 

まとめ

退職代行サービスを利用して退職したとしても、後々に失敗したなあと後悔しないように引継ぎと退職時の挨拶はしておいたほうが良いだろう。
今回紹介したようにメールで引継ぎや退職の挨拶をすることは全く問題がないので退職すると決めたら、できるだけ早めに準備しておくことが後悔しないための予防策になる。

自分自身で色々と調べても分からないこと、不安なことがあれば退職代行サービスに相談してみることも1つの方法だ。
退職代行サービスであれば専門家としてのアドバイスをもらうことができるので失敗なく安心して進めることができる。
失敗して後悔することなく退職するためにもおすすめしたい。

 

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