退職代行が急増!時間外労働など労働問題になっている運転手の仕事とは?

退職代行が急増!時間外労働など労働問題になっている運転手の仕事とは?

現在トラック運転手を筆頭に、運送業では慢性的な人手不足が続いており、その状況に起因する労働問題、違法な時間外労働などが問題視されている。
そしてそれに伴い運送業者からの転職を考え、退職代行サービスを利用する人も多いようである。

今回は運送業者で実際に発生した労働問題、法令違反事例が原因で発生した重大事故事例を挙げて運送業界の労働問題を紹介する。
更にそれらの労働問題により運送業からの退職を決意し、退職代行サービスを利用した方の体験談等を紹介し、退職代行サービスの利点等について解説していく。

(労働問題その1)

スキーツアーバスの運行を行う会社の代表取締役社と専務取締役兼運行管理者が運転手に違反である時間外労働をさせ、運転手1名に過労運転を強制させた事件
この事故では法令違反の過労運転により乗務員1名が亡くなり、乗客25名が負傷した。

 

(労働問題その2)

被告会社の運転手が高速道路で仮眠状態に入り、渋滞にて停止中の車に次々と衝突して死傷者を出した事件
この事件でも運転手2名に対し、完全に法令違反の時間外労働と休日出勤をさせてその結果数名の死傷者が出てしまった。

 

この2つの事件に共通している原因である労働問題は、法令違反の時間外労働である。
現在はこの2つの事例だけではなく、運送業界においては数々の労働問題や、労働基準法違反などのトラブルが発生している。

その結果として退職をせざるを得ない精神的にも辛い状況に追い込まれ、退職代行サービスに相談する人も多いようだ。ここでその例の一つを紹介しよう。

 

退職代行サービス相談事例

以前から人が足りないこともあって時間外労働は当たり前で国が決めた基準となる労働時間も大幅に超えていて、会社が法令違反をしていることはわかっていた。
でも、日々の仕事を片付けていかなければいけないと思い、できる限り仕事をしてきた。

だが、急に体力的な限界を迎えてしまった。
過労による運転事故により事故を起こしてしまったのだ。大きな事故にはならなかったが、治まっていた鬱病が再発してしまい仕事をすることに恐怖を感じるようになった。
病気を理由に退職することを申し入れたが、やはり人手不足もあって法令違反が当たり前の職場環境からは抜け出せそうにないと判断し、退職代行サービスを依頼した。

 

退職代行サービスを利用した結果

人手不足を理由に強く慰留されたことで退職ができないと悩む方は多い。
今回のケースは退職代行サービスが退職希望者本人の状況、心情を深く理解し会社側に対して適切な退職代行サービスを行った。
その結果、退職希望者も悩む時間が減り、いち早く次のキャリアに進めた。

この事例から見ても分かるように、退職時において退職代行サービスを利用することによる利点は時間的にも精神的にもかなり有効である。
様々な労働問題、法令違反等により退職を余儀なくされた場合や、自分自身で退職の話を進めることが難しいと判断できる場合は、退職代行サービスを利用するのも有効な手段だろう。

 

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